転勤族だった私は、何処に立っても山と川の望める風光明媚な町(金沢)での暮らしの中で、新聞の投稿が始まりました。徒然は私の宝物です。花の画像は庭の花です。
by violasan
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2005年 05月 16日 ( 1 )

竹撮物語の始まり(*^^)v

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竹取物語は掲示板に投稿されたこの画像から始まりました。
食べることについては↓
http://blog.goo.ne.jp/violsangoo/e/1fe1d6a2136f88f50afcb91728072224

amさん・・・川畔で採ったマダケかハチクのたけのこです。そのままオーブンで焼いて味噌つけて食べちゃいました。前回、ゆでましたが緑のは固かったので、短いのを選んで採りました。

さて、このタケノコは真竹か破竹かどちらでしょうか?
Spurさん・・・
まず、自生している割合ですが、
孟宗竹:約65%、真竹:約22%、淡竹:約10%と言われています。
孟宗竹は太さが10~25cmで、節は一重です。
節の間隔は短く、20~25cmくらいです。皮には斑点があります。
真竹は、太さが5~15cmくらいで、節が二重です。
節の間隔は孟宗竹や淡竹より長く、20~45cmくらいです。
淡竹は、節が本当は二重なんですが、一重に見えるくらいです。
節の間隔は真竹と同じくらい長く、皮に斑点がありません。
また、淡竹は一番細く10cm以下です。

孟宗竹のタケノコは3月ごろ、真竹と淡竹は5月ごろに出てきます。
竹に似たもので「笹」がありますが、竹は大きくなると皮が剥け、笹は剥けません。

こんなところで宜しいでしょうか?(^-^)

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amさん・・・Spurさんハチクについての知識をありがとうございます。

私は最初に興味を持ったとき、ハチクを「破竹」と思いました。
「破竹の勢い」というから、ハチクはとても成長力の早い伸びの速い竹の種と考えました。
ところがネットで調べたら、これは中国の故事から
 >竹は初めの節が割れると、あとは簡単に
 >割れてしまいます。この事から、とどめ
 >がたい勢いを「破竹の勢い」と称する
 >ようになりました。

とあり、竹の種類というより、竹一般の性質から「破る」意味であることを知りました。

そして竹の種として「はちく:淡竹」があることや、真竹との違いを調べました。
それで、この竹の姿(特に節)については、よく観察したり写真を撮ってあります。

そこで、Spurさんのかかれたようにハチクがかなり希少な種であるとすると、私の見たのはハチクと断定するのは、そう簡単ではないと思います。
この写真で何かわかりませんか?


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もう一枚、全体の姿です。
太さは5センチくらいです。

現在、地上15~20センチくらい伸びたたけのこを見ますが、
太さは1.5~2.0センチくらいと細いのです。
孟宗竹のたけのこの太さは親竹と同じくらいですが、こんなもんなんでしょうか?

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Spurさん・・・私は専門家ではないのですが、私がボランティアをしているキャンプ場の館長さんが、学校の校長を退任した人で、この町では植物、特に里山の専門家として有名な人なんです。
この地区の植物を掲載した図鑑や本の監修もしておられます。
その人に教えてもらったんですよ。
写真を見ると、節が二重であることと、2枚目の写真で節の間隔が長い事が分かりますので、孟宗竹では無い事があきらかです。
1枚目の写真で、節が二重なんですが、一重にも見えますよね?
なので、これは淡竹と思います。
葉の2枚出た付け根(Yの字のところ)や節のところに残っている皮を見るともっとハッキリ分かると思います。
真竹なら皮に斑点があり、淡竹なら斑点がありません。
2枚の葉の付け根に毛が生えていれば真竹です。
葉の茎を折ってみると、ポキっと折れるものと、グニャっとする違いがあり、それでも分かると聞きましたが、どっちがどっちだったか忘れました(^^ゞポリポリ
明日もボランティア事務所と竹林に行ってきますので、聞いてきますね。
タケノコが出てたら採って来ます。
なにしろ市の山で採り放題なので(^^)
写真は淡竹です。


Spurさん、言い忘れ・・・
孟宗竹と淡竹は食用にしますが、真竹はしません。
真竹は渋味が強いのですよ。
竹としては一番粘り気、つまり柔軟性があるので色々な竹細工に使われます。
淡竹は細く割きやすいので、茶筅を作る竹として有名です。


▼ もうひとつ:言い忘れ

淡竹が希少品種では無く、孟宗竹が多いのです。
元々日本には淡竹と真竹があって、中国から孟宗竹が入ってきました。
孟宗竹は食用にするために栽培されているので数が多いのです。
淡竹が少ないわけではないですよ



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amさん・・・
竹の種類についてまた観察してきました。
これは里山自然園の孟宗竹。
節の線が完全に一本でした。
この地方でも孟宗竹の蔓延が激しいです。

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これが問題の竹やぶ。
密生していたせいか根元から2~3mのところまでは枝だが出ていません。この枝のない部分は線の上のふくらみ(2本目の線)が非常に小さいので、1本線にも思えます。
また、枝があるところは枝から下に向かって竹に凹みがあるのが普通ですが、このように枝がない部分は凹みが全くなく、断面が
まんまるです。

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竹の皮を見てみました。
模様はありません。ただし、相当古いので消えてしまったかもしれません。
たけのこの皮を見ますとみんな模様があるみたいです。


Spurさん・・・・
1枚目の写真は孟宗竹で間違いないです。
2枚目の写真は分かりにくいですが、淡竹だと思います。
3枚目の写真は淡竹でしょう。
根元に少し皮が見えますが、斑点が無いので淡竹だと思います。
皮に模様はあると思いますが、孟宗竹と真竹は、斑点があるのです。
ごま塩のような斑点です。
節だけでは、真竹と淡竹は似ていますので、葉や皮や太さなどを見て総合的に判断すると良いですよ。
それから、確か淡竹の葉には毛があったと思います。
孟宗竹と真竹の葉には毛が無いと思いましたよ。
ですから、背の低い親竹や、低い位置に枝が垂れ下がっていたら、それを見ると良いと思います。

たかが竹ですが、こうして違いを見ると面白いですよ(^^)
他にも竹笛など楽器に使われる黒竹、筆の柄に使われる矢竹、日本庭園などに使われる、おかめ笹、建築材として使われる胡麻竹、釣竿に使われる布袋竹など数百種類あると言われていますよ。


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amさん
これが悩み?の竹林です。
右手の斜面も一面の竹林でしたが伐採されました。
この斜面に今、たけのこが出てきています。
竹林の中には現在まだ出てきていません。
竹は一種類に見えますが、たけのこは5ミリくらいでビューンとのびた細長いもの、2センチくらいの短いもので、茶色っぽいのと緑っぽいのが出てきています。
太短くて茶色っぽいのが、肉質が白く柔らかです。


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amさんいわく
枝の折れやすさを試して証拠写真です。折れにくいです。(笑)
竹の枝は節で折ると折れやすいと思います。

ただし、ここに貴重な資料が。
葉の付け根が写っています。毛がありません
右下にぼんやり節の部分が写っていて1本線にも見えますが・・・

Spurさんいわく
この2枚目はあきらかに淡竹ですね。
一番太いのでも10cmくらいじゃないですか?
真竹だと、太いものは12~15cmくらいあります。

続く

すみません(~_~;)
ボヤボヤしているうちに随分日がたちました。

新たな疑問がamさんから寄せられました。
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じゃ~ん。これはどうだろう?

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以前投稿した竹やぶとは別の場所です。
写真の葉の裏側葉っぱは少し小さめ。
歯の付け根の毛は見当たりません。
前の写真で幹(竹の場合は字が違うらしいですが)の白さはハチクらしい。竹の皮に模様がないのはハチクらしい。
節の線(上はふくらみ)が2本は?

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幹の線について、枝の出ていない地面に近い節は一本というのは、マダケにも見られるようです。
もうひとつの特徴。枝の第一節までは中空ではない、といののが確認したいのですが、刃物を持ち合わせていないことと、枝がかなり高いところにあるのでなかなかできません。

Spurさんいわく
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この葉の感じは淡竹ですね。

> 前の写真で幹(竹の場合は字が違うらしいですが)

そうそう、「稈」というのですね。
真竹は稈がハッキリした緑色ですが、淡竹も孟宗竹も若い時は緑なので分かりにくいですね。
もうひとつの特徴として、タケノコの時に見る方法ですが、真竹の筍の皮は、美術で使うバレンの材料なんですよ。
なので、バレンを思い出していただくと分かりやすいのですが、淡竹に比べて薄くて丈夫です。
また、淡竹の筍の皮の背面には毛があります。
真竹はわりにつるつるした感じです。
今日、私が採ってきたのは淡竹の筍です。
皮がつや消しみたいな感じでしょ?
山に行ったら、「筍が一杯出てるから採ってって」って言われたので採ってきました(^^)

見分けがつけにくい時は、いくつかの特徴を組み合わせて判断します。
竹の場合は、節と葉と稈ですね。


amさん
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ハチクがそんなにたくさん採れてうらやましいです。
私が見つけたハチクらしいのは、採ってはいけないところなんです。

ハチクについてはネット検索であちこち見ているのですが、violaさんの「ぽこ・あ・ぽこ」もこれで出てくるんです。^^

孟宗竹は太さで明確に判断できます。
今のところこれは稈の白さと、葉の毛なしと、模様のない皮でハチクじゃないかと思っています。
稈の節の「二重線」が基準に合いませんが。

もうひとつわからないのは先に見つけたマダケ林の竹の子が親だけに比べて非常に細いことです。まだこれから太いんのが出るのかという気にもなってきました。

Spurさん、食べたらエグミもが少ないかどうか教えてください。またハチクの写真が他にもあったら見せてほしいです。


amさんから↓のような画像を紹介していただきました。
「本草図譜」という植物図鑑の絵の複製画だそうです。「本草図譜」という植物図鑑は明治時代に発行されたもの。何時の世の中にも、竹に興味もつお方がおられるのですね。
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by violasan | 2005-05-16 20:24 | 徒然