転勤族だった私は、何処に立っても山と川の望める風光明媚な町(金沢)での暮らしの中で、新聞の投稿が始まりました。徒然は私の宝物です。花の画像は庭の花です。
by violasan
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お座敷太鼓

平成12年6月29日北国新聞掲載

お座敷太鼓                
 「ドンドン、ツクツク、ドンドン」と、いつもと違うお座敷太鼓の音色が、西茶屋街のお稽古場に鳴り響いた。芸能体験学習会に参加した時の一こまだ。ベテラン芸子さんの手ほどきを受けの初めてのバチさばきだ。とても心地よいバチさばきといえないけれど、楽しかった。
 細い格子窓の家から、三味線や太鼓の音が漏れてくる風情を肌で感じたかった。お座敷に上がるのは、「一見さんお断り」と聞いて諦めていたところ、「お稽古風景見学」の催事を知り参加した。
 素囃子、舞、お座敷太鼓と披露された。ベテラン芸子さんのなかには、新米芸子さんの姿もあり、時々照れ笑いを見せながら、真剣に演じる姿は真剣だ。
 帰り、「華の宿」に立ち寄った。格子戸を入ると、巾のある階段が目に付いた。殿方と芸子さんが寄り添ってお座敷に上がるために巾が広いらしい。朱色、瑠璃色の壁は艶っぽい。この部屋でお座敷遊びしたに違いない。新米芸子さんも、この部屋で磨かれていく。
 この日、金沢でまち博が始まった。町にはクラッシックなバスの運行が開始された。その姿は町に溶け込んでいる。加賀百万石の伝統を町中に運んで欲しい物だ。
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by violasan | 2005-02-19 18:34 | 金沢
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