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無関心ではいられないこと
三国の町に友がいる。
年も明け七草粥、鏡開きと新年の行事を終える頃、その友の事が気になった。重油の事もであるが、今年彼女から届いた年賀状に、年末の体調がよくなかったので、今年は気持だけでも若々しく元気に頑張りたいと記されていたから! 早速、電話した。電話のむこうに彼女の声。 『ちょうど今、ボランティアから戻ってきたのよ』と息が上がっている。彼女は重油すくいの体力は無いので、炊き出しのお手伝いをしているという。いつも静かな海辺の町が、今は皮肉にもお祭り騒ぎのようとも!臭いが鼻についてお手伝いは大変よ!でもボランティアの方の活躍を黙って見ておれないと・・・・・。漁師の人たちも重油すくいに追われ漁に出れず収入も途ぎれ、何よりも地元の魚が食卓にでなくなったことを嘆いているという! 偶然にも、我が家が転居後起きた阪神大震災!震災後、十日ほど過ぎてから届いた西宮からの友の元気な声に胸を撫で下ろした日のこと。テレビで悲惨な様子が放映されるたびに、心は痛む思いであったことを今も忘れない。今度のことも同じだ。 彼女は『きれいな海が招からざる落し物に汚されたことが悲しい。あのきれいな海の色に、いつ戻るのかしら?』と言っている。 そんな中、県外から三国の町に応援に来てくださったボランティアの方の活躍で一日一日と変化する水の色。重油にまみれた海鳥が保護され、北海道のきれいな海に放された事を耳にすると心温まる思いである。 彼女が元気に炊き出しを終える日を待つ日々だ。 平成9年1月23日北国新聞掲載
by violasan
| 2005-02-05 16:35
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