転勤族だった私は、何処に立っても山と川の望める風光明媚な町(金沢)での暮らしの中で、新聞の投稿が始まりました。徒然は私の宝物です。花の画像は庭の花です。
by violasan
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ターシャという人!

しばらく、記憶の外にあった。針仕事、挿絵 、ガーデニング、パン作りを心指す女性ならば、一度は彼女に心が揺れたはず。と、勝手に決め付けてはいけないが、素晴らしい女性像だと思う。


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今日午前中は薔薇園で過ごした。園内に、ターシャのコーナーがあり心揺れた。とれたて卵、ハーブや果物でアーリーアメリカン料理やフランス料理を作るのに使う19世紀初期の調理器具、部屋を灯す蝋燭の台、ターシャが最も大切にするティータイムに用いる中国製ティーカップ、ポットなどのコレクション。手製のドレスを縫うミシン、機織機などが置かれている。

ターシャはアメリカの子供達にもっとも愛されている絵本の挿絵画家です。
彼女現在は90歳、ニューイングランドのバーモントで1830年代の生活様式そのままに暮らしています。
30万坪という広い敷地には花が咲き乱れたくさんのコーギ犬と、とりや動物達とともに自然の中で心豊かに暮らしています 。。四季折々の行事を大切に守り私達現代人が忘れ去った古き良き時代そのままの暮らしを営んでいるのです。立ち木の姿があまりにも美しいそうです。
ターシャの家を訪れた人は誰もが200年前にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
ターシャの庭仕事と手仕事、料理はどれもみなすばらしくドールハウスに登場する人形たちはその世界で暮らしているかのようです。

1枚のシャツを作るのに麻の繊維を取るためのリナムペレニアムという花を育て収穫し川の水にさらし 、たたき 、梳き 、紡いで糸にします。できあがった糸を庭から摘んできたセイタカアワダチソウの花で染め織り上げます。
そうしてできた布を切って縫ってシャツに仕上げるという気の遠くなるような作業を3年もかかって完成させしまうそうです。

昔ははみなそうして丹精こめて衣服を作っていたのでしょう。そうしてできた服は大切に大切に着られ つぎを当てられたりしながら親から子へとボロボロになるまで着られ衣服としての役目を終えるとパッチワークという技法で寒さをしのぐためのベッドカバーや敷物などにに形を変えて最後の最後まで使われていったのです。もっとも、最近はそんなファッション(つぎはぎ)がまかり通り、プレミアムという価値がつき、エッ(~_~;)というお値段にびっくりしたりします(笑)

現代社会ではコストが優先されものを大切に使う習慣が失われつつあります。時計や電化製品など修理するより新品を買ったほうが安いなどという現象が起き大量の品物が使い捨てにされています。

こんな社会にあって豊かさって一体なんだろうと思う。ターシャのような生きかたができることこそ本当の豊かさなんじゃないかと~。思うことは容易いけれど、現実はほど遠い。今日出会えたことで、もう一度ターシャの暮らし方を心にすえたいと思いました。
薔薇園の中に、ターシャの暮らすお家とお庭の雰囲気が再現したコーナーが魅力的でした。今度は、こんなお庭(↓)でお弁当広げたい。



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by violasan | 2005-04-18 20:00 | 徒然
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